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DOS コマンド逆引き辞典

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IP 接続チェック

ルータを経由した時間を表示しながら IP 接続を確認する

ルータを経由した時間を表示しながら IP 接続を確認するには、ping コマンドに次の2つを指定して実行します。

C:\>ping -s 2 10.1.111.222

Pinging 10.1.111.222 with 32 bytes of data:

Reply from 10.1.111.222: bytes=32 time=24ms TTL=52
    Timestamp: 192.168.1.1 : 1611734 ->
               10.2.88.99 : 2183198204
Reply from 10.1.111.222: bytes=32 time=30ms TTL=52
    Timestamp: 192.168.1.1 : 1612744 ->
               10.2.88.99 : 2183199220
Reply from 10.1.111.222: bytes=32 time=23ms TTL=52
    Timestamp: 192.168.1.1 : 1613760 ->
               10.2.88.99 : 2183200229
Reply from 10.1.111.222: bytes=32 time=79ms TTL=52
    Timestamp: 192.168.1.1 : 1614760 ->
               10.2.88.99 : 2183201229

Ping statistics for 10.1.111.222:
    Packets: Sent = 4, Received = 4, Lost = 0 (0% loss),
Approximate round trip times in milli-seconds:
    Minimum = 23ms, Maximum = 79ms, Average = 39ms

▼ コマンド

ping [-s 表示ルータ数] 宛先

ping コマンドに -s オプションと表示ルータ数を指定して実行すると、「ICMP エコー要求パケット」を宛先に送信し、ルータを経由した時間を表示しながら IP 接続ができるかどうかを確認します。

表示ルータ数は、「 14 」の範囲で指定できます。
範囲外の値を指定すると、エラーメッセージを表示します。

C:\>ping -s 5 10.1.111.222
Bad value for option -s, valid range is from 1 to 4.

ルータを経由した時間は、アドレスの後に表示されます。

    Timestamp: 192.168.1.1 : 1611734 ->
               10.2.88.99 : 2183198204

表示される時間は、ミリ秒単位の経過時間です。

ルータが独自の時間を記録するため、ルータ間の時間は計測できません。
通常は、送信ごとに記録される時間を比較するために使用します。

●補足

-s オプションを指定した ping コマンドは、IP ヘッダ内の Options フィールドに Internet Timestamp オプションを設定してパケットを送信します。

Internet Timestamp オプションが設定されたパケットを受け取ったルータは、経由した時間を Options フィールドのデータ部に記録します。 このオプションを無視する設定になっているルータは、経由した時間を記録しません。

▼ 参考

IPv4 の IP ヘッダは、次のような形式になっています。

Version
バージョン
IHL
ヘッダ長
TOS
優先度
Total Length
パケット長
Identification
識別子
Flags
フラグ
Fragment Offset
フラグメント オフセット
TTL
生存時間
Protocol
プロトコル
Header Checksum
ヘッダ チェックサム
Source Address
送信元 IP アドレス
Destination Address
宛先 IP アドレス
Options
オプション
Padding
パディング

Options フィールドは、可変長のデータを記録できる形式になっています。

Type
種別
1 バイト
Length
全体の長さ
1 バイト
Data
データ部
Length - 2 バイト

Type の部分は、次のように分かれています。

CF
1 ビット
Class
2 ビット
Number
5 ビット

Internet Timestamp オプションは、Number の部分に設定されます。
(値は 00100

項目
CF
Copied Flag
0: 分割時にこのオプションをコピーしない
1: 分割時にこのオプションをコピーする
Class 00: 制御
01: 予約
10: デバッグと計測
11: 予約
Number 00000End of Option List
00001No Operation
00010Security
00011Loose Source Routing
00100Internet Timestamp
00111Record Route
01000Stream ID
01001Strict Source Routing

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